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ヨガの八支則④ 〜プラーナヤーマについて〜

更新日:2020年11月18日

Hello,everyone!

東京でフリーランスヨガインストラクターとして活動しております。Mikaと申します。


本日もご覧いただきありがとうございます^^



今回は、ヨガの八支則の4つめにあたる、プラーナヤーマについてお話致します。


ヨガの呼吸法は、基本的に鼻から吸って鼻から吐きます。



いくつか呼吸法をご紹介致しますね^^



★腹式呼吸

お腹を大きく膨らませながら行う呼吸法です。

ヨガは基本的にこの腹式呼吸で行います!

お腹を膨らませることで、横隔膜が上下し、神経叢に刺激が加わり、自律神経に働きかけてくれる呼吸法^^

主に副交感神経(体をリラックス状態に導く神経)が優位になります。

How to:吸う息でお腹がぷっくりと大きくなり、吐く息でお腹がぺちゃんこになる。



★胸式呼吸

常にお腹を引き締めたまま、胸へと空気を送り込む呼吸法です。

腹式呼吸とは反対に、交感神経(アクティブにしてくれる神経)が優位になります。

その為、ヴィンヤサフローやアシュタンガヨガなど、強度の高いレッスンで取り入れていきます。

How to:吸う息でお腹を引き締めたまま、肋骨を横に大きく広げる。吐く息はお腹を引き締めた状態で胸をリラックスさせる。



★ウジャイ呼吸

勝利の呼吸法とも呼ばれています。

喉の奥から呼吸音を鳴らす呼吸法で、波のような音が聞こえてきて、意識を内側に戻しやすくなります。

通常よりも多くの酸素を取り込むことが出来るので、肺が活発になり、心身ともに力強くしてくれます。

How to:胸式呼吸の状態で、行う。吸う息は鼻から、吐く息では窓ガラスを曇らせるように、口からハーっと重たく吐き出す。その状態で口を閉じて行う。



★カパラバティ

シュ!シュ!シュ!とひたすら同じペースで吐き続ける呼吸法です。

脳にたくさんの酸素を一気に送り込んでくれるので、頭の中をスッキリとさせてくれます。

また、お腹を動かすことで、内臓も刺激されてデトックス効果も◎

その分負担がかかるので、必ず空腹時に行ってください!

また、一気に血流が促されるので、高血圧の方や妊婦さんも避けてください。

How to:吸う息は鼻から、吐く息はお腹をポンプのように凹ませながら、一定的に息を吐き出していきます。吸う息は考えず、ただひたすらに吐き続けます。



★片鼻呼吸

片鼻ずつ入れ替えながら呼吸をしていきます。

右の鼻は左脳を活発にし、陽のエネルギーを高めてくれます。

反対に左の鼻は右脳を活発にし、陽のエネルギーを高めます。

片方の鼻ずつ呼吸を繰り返すことで、体の中陰陽のバランスを調和します。

呼吸は自律神経と繋がっています。意識的に呼吸を左右でコントロールすることで、心身のバランスやエネルギー調整を行います。

右鼻から始めてしまうと、陽のエネルギーが強くなりすぎてしまう為、初めは必ず左鼻から行いましょう!

How to:右掌を顔の方に向け、人差し指と中指を折り曲げます。親指は右の鼻、薬指は左鼻にセット。吸う息は右鼻を塞ぎ、左から吸う。吐く息は左鼻を塞いで右鼻から吐き出す。次の吸う息はそのまま右鼻から吸い、吐く息は手を入れ替えて左から吐く。その繰り返しをしていく。



他にも様々な呼吸法がヨガには存在します。



生きている中で必ず行っていくものが、この呼吸。

吸う息は陽のエネルギー、吐く息は陰のエネルギーと考えられています。

私たちが必ず行っている呼吸だって、頑張る時は頑張って、力を抜くところは抜いている!

それならば、日常生活においても、休むところは休んだって良い!^^



ヨガからは様々な智慧を受け取ることが出来ます。

ヨガの恩恵を生活に生かしながら、自分自身を豊にしていくことが、まさにヨガで大切なことです。



本日もご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに♪



Thank you so much and have a nice day!

Mika


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